プロフィールにも書いているのですが私は、妻子持ちの状態で30歳から3年間、看護学校へ通いました。
コロナウイルスの影響で医療従事者は、たいへん状態にあると思います。
看護師不足は、10年・20年前からいわれています。
最近は、現役学生だけでなく社会人から看護師を志し看護学校へ進まれる方も増えています。
私もそうでした。
少しでも看護師を志している「あなた」の役に立てればと思い記事を書き直しました。
よろしくお願いします(*^_^*)
看護学校の情報収集から始めましょう
情報収集には2通りあります。
①インターネットでの収集。
- 「全国の看護学校一覧」などで検索すると色々と表示されます。
- あなたが知りたい学費や受験科目なども見ておくと参考になります。
- 学校のホームページに学校について記載してありますが資料を請求して内容を確認することをお勧めします。
- 私自身が資料請求して気付いたことは、ホームページに記載してない情報が資料の中に入ってました。
看護師には、正看護師と准看護師があります。
学校も正看護師を養成する学校と准看護師を養成する学校があります。
あなたが看護師を目指すにあたって、どちらを希望するかにより通う年数や学費に大きな差が出てきます。
ここは重要なポイントなのですが
「看護学校選びが大切になってきます」
では
准看護師免許について解説していきます。
厚生労働省の平成 30 年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況では、准看護師は、2018年末現在で約30万人が働いています。男性が約2万人、女性が28万人となっています。働いている場所としては、病院、診療所や訪問看護ステーション、社会福祉施設、介護保険施設等です。
女性の職場だなぁと改めて思います。
・准看護師免許というのは、国家資格免許ではありません。
都道府県が認可したもので「知事試験」に合格すると得ることができる免許になります
- 正看護師より学習期間が短くその分、学費が安く早く資格を取り働きたいと思っている方にはお勧め。
- 働きなが通える。
- 1年生は午後から学習が始まるので午前中は、バイトして午後から授業を受けることが可能。
- 准看護師試験の合格率が高い。
- 合格率は全国平均97~98%と高い。
- 准看護師試験は、各都道府県で行われていて出題内容・難易度は県によって多少異なっていると言われています。
- 就職に困ることはない。
- ハローワークや求人サイトで検索すると病院・クリニック・介護施設などの募集がある。
②学費について。
- おおまかですが年間では30~48万円程度。
- このほかに教材費(教科書など)、実習費用(白衣・シューズなど)、制服代等が必要。
- だいたいの目安としては年間50万円ほど、2年間では約100万円を準備する必要。
- 2021年3月、現在 私の地元 佐世保の准看護学校の学費は、2年間合計(入学金を含む)1,352,000円と記載してあります。
- ※学費は、あくまでも目安なので、詳しいことは受験を考えている准看護師学校へ直接問い合わせをしてみてください。
受験資格が中学校卒業(中卒)という事です。
- 入試の内容も中学校卒業程度が出題されます。
- 入試の試験科目は、各学校により異なりますので受験を希望されている学校で何を出 題されているか募集要項などをインターネットを利用しホームページで確認してみてください。
「国語・作文・数学・社会・理科・英語」などの中から2科目~3科目程度の出題が多いです。 - 私の地元 佐世保の准看護学校のホームページで確認した内容では、
- *←これは社会人が介護施設などで働いていて職場の施設長(管理者)の推薦だと思います。
- 最近は、オープンキャンパスを実施している学校がほとんどです。
- 直接、見学に行き「あなた」の目と体で体験することで学校の雰囲気を感じられるはずです。
- 家庭持ちや社会人で看護学校受験を目指している方や現役の学生で受験を希望している方も看護学生さんの生の声を聴けますので必ず参加することをお勧めします。
下記のサイトは一般社団法人 日本准看護師連絡協議会のホームぺージです。
詳しい内容が書いてありますので凄く参考になりますよ(^^♪
では
正看護師免許について解説していきます。
- 3年間コースの看護学校(正看護師)には、県市町村などが運営している看護学校と民間病院や学校法人が運営している学校があります。
- 県市町村と民間病院・学校法人では、学費や入学金などに大きな開きがあります。前もって調べておくことで3年間にお金がどの位、必要なのか知ることが出来ます。
- 厚生労働省の平成 30 年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況 には正看護師は、2018年末現在で約120万人働いています。
- 男性が約9.5万人 女性が110.5万人となっています。年々、男性が増えてきている状態です(^^♪
男性看護師が年々、増えて来ているのは何故なんだろうと?
男性の需要があるのだろうか?と思う方もいると思います。
看護師になりたいと思うきっかけは、育ってきた家庭環境や学生時代の職場体験、社会に出てからの経験など色々あると思います。
男性の需要はあります。現在、高齢化が加速しています。力仕事でもあります。患者さんを移動させる際は男性の方が重宝されます。
また、女性の場合は結婚や出産などで育休や退職することもありますが男性は仕事を辞めることが無いので貴重な戦力と期待されると思います。
下記のサイトは、日本看護協会のホームページになります。
都道府県の看護学校・奨学金情報など詳しい内容が書いてありますので凄く参考になりますよ(^^♪
正看護師の免許を取得するメリットは3つ
①給料に差がある。
准看護師と正看護師では、年間60~70万円程度の差があるというデーターがあります。
本当にそんな差額があるのだろうか?と看護師を志している人は思うでしょう。
例えば、
私が働いている病院のホームページで確認すると確かに基本給に差があります。
正看護師への道は、色々あります。
- 准看護学校➡正看護学校
- 高校卒 ➡専門学校(3年間)
- 高校卒 ➡大学(4年間)
などなど。ここでは、省略しますね(^^♪
- 将来、看護師長などの管理職を目指す人は看護大学卒や正看護師が条件というところもあるようです。
- 私が勤務している病院も准看護師が看護師長や役職になっている人はいません。
- 県市町村や大学病院などが経営している病院は、正看護師を募集していることが多い。
学費について解説していきます。
- 学校によって金額が異なりますが3年間で2,000,000円以上かかります。
- 特に入学金・施設維持費・学費などが高いです。
- 私が実際に通っていた福岡県にある学校法人は、入学金・授業料・テキスト代・施設管理費・制服代など3年間で約250万円かかりました。
- 私が通っていた時より上がっています。
- 自宅から通う人は、いいですがアパートを借りる場合は他にアパート・生活費などが必要になるので社会人や家庭持ちが看護学校に通うには、強い気持ちと覚悟が必要になります。
- 最近は、社会人枠を設けている学校が多くなっています。少子化も影響しているのかもです。
- 社会人枠の試験では、国語・面接だけなど数年前と比べて試験の種類は少ないです。
- 地域にもよりますが学費が安い県市町村が運営している学校は、現役の学生や社会人の受験者数も多く倍率が高く合格するのは難しいのが現状です。
- 一般常識は、どこまでを一般常識ととらえるかで学習の範囲が変わると思います。
- 私が受験した時は、小論文のテーマは当日、発表でした。
- 私は、上記の学校を受験しましたが小論文のテーマが「これからの地域医療について」でした。難しく不合格でした。
- 現在は、小論文のテーマが事前に指定してあります。「仕事を通して自分が得たものは何か」とあります。
どうしても学費が安い学校は、受験者数が集中する傾向にあるのは事実です。
「いろいろ書きましたが、私があなたに伝えたいことはこれです」
- 准看護学校と正看護学校では、通う年数と学費が違う。
- 県市町村と民間病院や学校法人が運営して学校では学費に大きな差がある。
- 県市町村が運営している学校は、受験者が集中する傾向にある。
ということです。
最後まで読んでいただきありがとうございました(^^♪